Drop Piece




少ししてから、琉飛に解放されると何故か琉飛は満足そうな悪戯っぽく笑ってた。


「どし…たの?」

「ん、…みかん…いじめた、お仕置き」

「へ?」

「このあと…荒れてるかも」



主語が全くない琉飛と会話は無理のようです。



「ね、りゅ…っ」

「あ、撮影…はじまる。ばいばい、みかん」



THE 放置。



「…あたしも…戻ろうっと…」


もう、壱流も電話終わってるだろうし…。


電話、と考えるだけでなんだか寂しくなったの気にしないことにした。












……な…なんなんだ。

撮影の為にスタジオに入って、次は壱流とのシーンだから確認とかしようと思ったのに。


「……」


なんで、そんなに機嫌悪いの?



「壱流…?」

「……」


さっきから目も合わせてくれない。…もしかして、電話の時の態度が気に入らなかったの?


「いち」

「さっきの、何」

「あ、なんか寂しくなっちゃって…」

「寂しいと、お前は誰かに抱き締められんの?」



……?抱き締められる…?