「なにそれ、ただのカップルじゃん」
「は?ちげえよ」
ライブの打ち合わせのあと、メンバー全員が気にしていた光のことをちゃんと話した。
昨日何があったのかも、全部。それなのに冒頭のような心外な言葉を利央に言われたわけで。
……意味わかんね!
「でもさっ、よかったよな!!光が元気で」
晴が笑いながらそう言うと、琉もこくりと頷いた。
「そうだけどー…」
利央は何が気に入らないのか、頬を膨らましたままむくれてる。
「!そうだっ!!今日、俺らも光んちに帰ればいいんだよっ」
キラキラした笑顔で、とんでもない爆弾を落とすから思わず口をつぐんだ。
「カップルじゃないなら、いーよねー?」
まじで、全国の利央ファンに見せてやりたい。
利央はこんな悪い顔を持ってんだよ、と。
「…勝手にすれば。あいつんちなんだから、あいつに聞けよ」

