Drop Piece




「俺たちのこと…知らなかったの?」

「…すみません」

利央たちには申し訳なさそうに眉を下げる。

利央と晴翔は絶句し、俺はただただ"高崎光"を見つめた。



「うー…わ、こんな子初めて」

「あ…あぁ、そうだよな…」


この女が今までの奴らと違う?

……んなことあるわけねぇだろ。


「連絡先とか聞きたくてたまんねぇんじゃねぇの?」


馬鹿にした視線で見ると「連絡先?」という怪訝そうな声が返ってきた。



「あんただって、聞きたいんじゃねぇのかよ」


"高崎光"は冷たい視線のまま。


「別に知りたくないですけど」


利央たちが本格的に驚愕の表情を浮かべた。



「俺らも今聞かれたほうが楽なんだけど」

「だから、別に知りたくありませんから」

「どうだか」


結局関係求めてくるんだろ。

過去の出来事が頭に浮かび、煩わしくて首を振った。