Drop Piece




そのあとキャスト紹介などを延々とし、一旦解散となった。



楽屋に戻り、ソファにどかっ、と座り込む。


「なんか生"高崎光"はオーラあったなっ!」

「……るせぇ、晴翔」


あんなに睨まれたのなんか、一回もねぇし。


「可愛かったねー」

「どこがだよ」


イライラする。


あの目がまじで気に入らねぇ。


俺らへの下心なんか微塵も感じられなかった。



「ねぇ」

「…んだよ、琉」

「みかんゼリー、もうすぐここ、来るよ」


琉飛がドアを指差す。


「……5」

「待てよ、琉飛。何でわかったんだよっ!?」

「……4」

「なあ、琉飛!」

「……3」

「え、琉飛までシカト攻撃!?」

「……2」

「琉飛っ!なあっ…「うるせぇよ」……また俺!?」

「……1」



──…ガチャ


ドアが開き、視線が集まる。


そこに今の俺のイライラの原因の張本人が立っていた。