りゅっりゅっ琉飛!?
気付かれたのかと思って騒ぐあたしの心臓。
「みかん、俺……気付いちゃった」
「な…なにがっ?」
いくら何でも鋭すぎる!
「俺、…今まで主食みかんゼリーだったの」
ちょ、それ偏食すぎるよ!!……って、…はい?
「で、俺…みかんゼリーしか食べれないと…思ったの」
え、まさか、気付いたことって……。
「俺……みかん味なら何でも食べれる…みたい…!」
それですかーっ!?
「あ、そうなんだ…よかったね…」
「うん」
そして鼻歌混じりに、楽譜をまだ見てる晴翔のところに行ってしまった。
……なん…なんだろう……。
「取り敢えず…よかったよね」
「何がー?」
さっきからずっと首に手を回してくる利央を困りながら見る。
「ね、利央。動けな……」
「利央、何してんだよ」

