沈黙を破るようにまたドアが開かれる。
「お前らーっ!」
「しゃちょー!?」
……一番絡みたくねぇ…。
「お」
ばばぁの視線が雑誌に止まる。
「記事見たのか」
「御覧の通り」
そうか、と呟きすっと姿勢を正して俺たちを見る。
「なら、わかってるな?」
「………何が?…社長」
「しばらく光ちゃんと会ったりしないように!」
「!」
顔をあげ、ばばぁを見る。
「どうゆうことだよ」
「光ちゃんにとっての初スキャンダルだ。記者たちもかなり食い付いてる。そこにShiNeのメンバーも絡むともっと面倒ごとになる。」
ふ、と息を吐き雑誌をぱらぱらとめくり俺たちに視線を戻す。
「私もお前たちを無闇に記者たちに近づかせたくない。なぁ、利央?」
この前スキャンダルを出したばかりの利央にいやな笑顔を向け、利央がう、と言葉を詰まらせた。
「とにかく、私も会いたくて堪らない光ちゃんにしばらく会っちゃ駄目だからな」
「どさくさに紛れて何カミングアウトしてんだよ」
初スキャンダル……か。

