Drop Piece




CDショップにいちるを引きずり込む。


「俺、わざわざ自分の顔見たくねぇんだけど」

「格好いいよ!!」

「当たり前だろ」


なんか!常識だろってその態度!すごいやだ!!


「ShiNeのコーナーがあるよ!!」

「…うるせぇよ」

あ、とあたしが声を洩らすといちるもあたしの視線を追う。


一組のカップルがポスターを見ていた。


「ShiNe?」

「知らないの!?」

同い年ぐらいかな、てか!!二人ともキラキラしてる!!



「今すごい人気のアイドルだよっ今度、リーダーの壱流くんがドラマやるんだってさっ」


いちる、と呼ばれて隣で反応するいちるがおかしくて笑ったら叩かれた。


「へー」

「それでねっ、すごいんだよっ!そのドラマの主演の女の子の名前が…」


あ、あたしのことだ!!


何を言われるのか、楽しみにしてたらいちるに引っ張られ外にだされる。


「ちょっと!あたしの話、聞きたかった!!」


あのカップルもお店を出たらしく「蓮ー!!早く行こっ」という彼女さんの声が聞こえた。