Drop Piece




「ぶ」

まず最初に琉飛が吹き出した。


「っあははははっ!!この晴、泣きそうだーっ」

「切ないんじゃなくて泣き虫晴だな、これ」

「……ぷっ、…くくっ…」



写真の左下にはあたしの後ろ姿、そして中央に泣きそうな顔の晴翔



「す…好きな奴が目の前で泣いてたら泣きたくなんだろ!!」

「慰めろよ、まず」


晴翔の必死の弁解も虚しく、いちるにばっさりと切られる。

いちるも慰める、なんて行為を知ってんのね!!



「あ、これは琉飛のだ」

「「「「……」」」」


写真を見たまま、琉飛以外は言葉を失う。



や、切なそうな顔してるんだけど。



……なんか。


「色気が……」

「うん」


琉飛をちらりと見ると、あくびをしながら首を傾げてた。



「ShiNeのセクシーは壱流が担当なのに!!」

「は?いつ決まったんだよ」

切なげに寄せられた眉、色素が少し薄い茶色の目は憂いを帯びて、唇は軽く噛んでいる。



「もともとあいつ、中性的な顔立ちだからな」

「泣きぼくろも効いてるね」



琉飛の意外な一面だ。