ガタガタと立ち上がる先生や、一息ついて机の上のお菓子を食べ始める先生、周りの先生と話し始める先生・・・・



どうやら会議が終了したようです。


しかし、2年D組クラスについて話し合った後は、必ずどこか疲れた表情やあきれた表情を見せる先生方ですが今回は違い、皆さん生き生きとしてます。


何やら楽しそうです。




松原さん、鼻歌を刻んでます。オマエ何気に上手いんだけど、ちょいムカ。

しかもタッチタイピングしてる。さらにムカ。




「いやぁ~しかし松原先生。まさか『姫☆守護ッ』が発動されるとは思ってもみませんでしたねぇ。」



もういい、しつけーよ。
その発音うんざりだよ、2年D組主任。つか描写のネタ考えるのだるい。




「そうですなぁ。しかし、あの子たちにはもうそれしか方法が無いでしょう。」



そうそう、一回出た言葉は『it』に変えて良いのだ。この説明の意味が分からん、って人は近くに居る中学生以上の人に聞きなさい。



お、松原さんが自分の学校のHP開いた。

サイト内検索で・・・・


『姫☆守護ッ』を入力した!



Enterキー押したァァァァァッ!!!




一瞬真っ白になる画面、

刹那の空白が訪れたその先には―――。