姫☆守護ッ

焼け焦げた草と生きた草が交わる草原。
どうやら勇者と姫は国の外までワープしたようだ。少し先には城門が高々とそびえ立っている。

コウチョウ「はぁっ・・・・っ・・・はぁっ・・・。」

姫「コウチョウ!大丈夫ですか!?やはり貴方といえど、かの魔王に勝つにはまだ・・・・・・。」

コウチョウ「申し訳ない、姫よ。この私がもっと強ければあの場で魔王を倒し、この国ごと救えたというのに・・・!」


姫「何を言っているのです。貴方が居なければ私はとっくに魔王に捕らえられていました。私が持つこのクリスタル、これが魔王の手に渡ることが本当の国の終わりです。」


コウチョウ「魔王は既に世界中が手下で溢れている、と言っていました。今の私の力ではその手下にも及ばないでしょう。まずは同盟国の中から生き残りの者達を集めるのが良いかと・・・・。」


姫「そうですね。私達の国に魔王直々に来たということは、魔王直属の精鋭部隊も一緒でしょう。他国ではそこまで被害は無いかもしれません。」


コウチョウ「では姫、共に参りましょう。」


姫「ええ、コウチョウ。・・・・・・そうだわ!貴方にまずこのクリスタルの力を授けましょう。貴方には国を救って貰わなければならないもの。」


コウチョウ「ありがとうございます、姫・・・!!」



姫がクリスタルを取り出し、天高く掲げた。
コウチョウが姫の足元でひざまづく。


姫『クリスタルよ、我が体に流るる血の盟約を以ってこの者に天の力を。悪しき魔に制裁を下す力を!』


クリスタルから光が溢れ、コウチョウと姫を包み込む。
光はやがて姫の手元に注がれ、その手はコウチョウの額へと当てられた。




コウチョウ「何てあたたかな光でしょうか・・・・!」



ぱーぱららったらーん


コウチョウは”勇者”から”聖玉騎士(クリスタルナイト)”へとクラスチェンジした!

LVがあがった!