姫☆守護ッ

しかし校長先生お構いなし。
他の先生方はどうせ雑用に追われてるし、入ってくるとしてもノックされたらすぐ隠す事のできるモノではあるけど・・・・


”校長先生、流石に校則違反じゃないですか?”


心のメッセージを送信してみたぞ。
さて反応はどうかな?どうかな?



「ん~?だってそんなこと言ったらさぁ、職員室だけクーラー付けっぱなしなのとかさ、お菓子食べてるとかさ、早弁してるとかさ、全部違反でしょ?職員に校則は適用されませ~ん。生徒全員帰ったしね。」



”ああ、さいですか。・・・・・・良いなぁ。”



あ、最後の呟きは気にしないように!
まあ、良いか。グダグダ言っても校長は変わらんだろう。



お、そうこうしてる内に中を開けてソフト取り出してる。それを一度取り損ねて・・・・ああ、ちゃんと取った取った。


スーツの内側からDSを登場させ、ソフトをセット。このゲームのために、他のソフトは入れてなかったらしいね。

っていうかもしかして入学式中もDS持ち歩いてたってこと?




「ふむ、画質はまあまあってところかな。」



すっかり背もたれに背を預けて、足は机に投げ出し状態。
・・・・・お前、校長やめろよ。




それでもDSからはファンシーな音楽・・・と思いきや魔王のテーマ?
あー・・・旅立ちのテーマまで・・・。