赤い血がこびりついた手は 何度洗っても こすってもとれなくて それはまるで二度と忘れることのできない記憶のように いつまでも私を縛り付ける それからのミッションは 一度の失敗も犯さず 完璧にやり遂げた 自分はここに存在しないかのように 空気と共に相手を消す それが私の唯一の存在価値だから