白い天井~恋愛依存症候群~

「……なんで母親がオレらの携帯知ってんの……?」


確かに。


落ち着かない様子で言われ、はたと、アタシも薄気味悪い気持ちになる。

ハルコ本人からのしつこい電話じゃなかったのは、良かったけれど……。ある意味、なおさら、気持ちが悪い。


それにしても、居場所……って。


きっと、そのことを聞きたくて母親が電話してきていたのだろう。

でも、もう大学生なんだから数時間くらい、普通なのに。


どんな緊急連絡、するつもりなんだろ?


「ってか、学校じゃないの?」


さっき送ってきてたの、見たもん。


ユウヤを非難しない程度で、声に出す。
仲直りした今、また話しをこじらせたくない。


「さぁね」


はっくしゅんっ


ユウヤの話しを遮って、堪えきれないくしゃみが響いた。

この白けた雰囲気の中、裸でいるのはいたたまれない。
それに部屋自体、エアコンを入れたとはいえ、まだかなり寒かった。