ひねもす月

青春・友情

知夜/著
ひねもす月
作品番号
51543
最終更新
2010/12/08
総文字数
46,338
ページ数
83ページ
ステータス
完結
PV数
2,870
いいね数
0
昼の空に
ひっそり浮かぶ
透明な月


気づかれることなく

なのに

何より美しい


彼女は ただ
そんな月を
静かに眺める


流れるときを
せき止めて



預けられた祖母の家

カナタを待っていたのは

心を病んだいとこ、ミナ


湖煌めく暑い町で
心に届け--
この想い





2009.8.12
完結公開

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この作品の感想ノート

蒼猫 サマ

あたたかいご感想ありがとうございます(*^^*)
しかも読み返しまでしていただいて!!

月の繋げ方は……強引ですかね?

春頃から、真夏の空を思い浮かべつつ書いておりました。
なかなか今年はそんな夏日に恵まれませんが…伝えたいこと、ご想像いただけて嬉しいです。

また機会がありましたら、お寄りください!!

知夜さん
2009/08/14 16:16

はじめまして。作品、読ませていただきました。
読んでいると、目の前に田舎の、蝉がうるさく鳴く真夏の風景が鮮やかに浮かび上がってくるようで。情景を思い浮かべながら、読みました。
しゃべらないミナちゃんの抱えた思いに、そしてミナちゃんを思う、カナタくんの思いに、ひたむきな心の深さを感じるようで、何度か読み返しました。
月…が与えてくれたイメージが、こんな風に繋がっていくなんて。とても素敵な物語でした。
また、よかったらお邪魔させていただきますね。

2009/08/14 02:41

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