白い天井~恋愛依存症候群~

ユウヤに必要とされることに、アタシは自分の存在意義を見つけてしまった。


「ユウヤがいなきゃ……アタシはもう、ユウヤがいなきゃ生きてけないのに!」


もしかして、冷めた目で見ているのだろうか。
ユウヤはピクリとも動かない。


でも、もう、イイや……。


どう思われようが、アタシの真実。


「要らないなら……捨てるんなら、いっそ、アタシを殺して」


へたり込んだ床の上、握りしめた服の残りを抱えるようにうずくまって、アタシは泣いた。



「…………る?」


どれだけ経った時だろうか。

ユウヤがのろのろと口を開いたのは、アタシに少し冷静さが戻ってきた、そんな時だった。