白い天井~恋愛依存症候群~

もはや、それは責め苦のように。


背を仰け反らせ、何度絶頂を迎えたか、わからない。

理性はとうに崩壊していた。

アタシは無心にユウヤを含み、切ない吐息で懇願する。


もしかしたら、これが最後になるかもしれない。


そんな思いが、どこかにあった。


ならば……。
ユウヤをしっかり、感じたい。


愛がなくたって、かまわない。

アタシの体に、刻みつけたい。


出入りする熱さに歓喜しながら、アタシは、何度何度も、ユウヤを呼んだ。


その耳に、アタシの声が染みるように。


ハルコを、忘れさせてしまえるように。