「だーいじょーぶ!でもあんなの気にしてないよ。心配してくれてありがと♪」
あたしがそう言うと、慈朗はあたしからようやく体を離す。振り向き、慈朗と向き合う形になると、彼の切ない目があたしを捉えて。
「なんか、ツラくなったら俺に言ってね。後輩だからとか、そんなの関係ないから。」
「うん。頼りにしてる。」
あたしを想ってくれる、慈朗のその気持ちが嬉しかった。
あたしがにこっと笑いかけると、慈朗からも屈託のない笑顔が返ってきて…。
二人並んで歩く一本道。
慈朗の笑顔があたしを包んでくれるから、あたたかい気持ちになれる。
これがずっと続くと、思ってたのに…。

