でも。
それと同時に思い出す、プラスの思い出。
たくさんの仲間に支えられて、助けられて、守られて。
そして彼らは、あたしに“居場所”を与えてくれた。
ずっと信じてくれたことで、強く結ばれた絆を再認識できた。
みんなには、何て言ったらいいのかわからないし、いくら何かを言ったとしても、決して言い足りることはない。
――だけど。
「あたしはもう、大丈夫。」
そう零れた言葉。
それだけは伝えたい。
だってあたしは一人じゃないって、そう気づいたから。
頼ることも勇気だって、思いだしたから。
だから、大丈夫だよ。