君を守りたい


三年間、伏せたままにしておいた写真立て。でも、どんな写真だったかぐらい、ちゃんと覚えてる。

ふるえる右手を伸ばし、そっと写真立てに触れて。ゆっくり息を吐き出したあと、海星メンバーとの写真の横に立てた。

久しぶりに見るこの写真の中には、今より幾分幼い顔をしたあたしたちの笑顔があった。この頃はまだ、笑顔があふれていて。

何だか、感極まってしまう。
不意に熱くなる目頭、思わずその場に座り込んでしまった。

この写真を撮ったあと、色々あったんだよな。悔しくて、ツラくて、情けなくて…。どうしようもできない無力の自分がたまらなく恨めしかったあの頃。

そんなマイナスな思い出が、頭の中をよぎっていく。