『陽路先輩の家、二つ写真立てが飾ってありますよね?一つは海星メンバーと撮った写真で、もう一つは伏せてあって…。』
あぁ、やっぱりあの日、気になったんだ…。
あたしの視線の先にある、二つの写真立て。一つはちゃんと写真を飾ってあり、もう一つは未だ伏せたままの状態のソレ。
でも今、寿也がわざわざそれを思い出した意味が、どうしてもわからなかった。
「…それが、どうかした?」
『あ、いや…。俺の予想なんスけど、もしかしてあの伏せてあったヤツって、凌葉メンバーで撮った写真なんじゃないッスか?』
……鋭い。
まぁ推測できないかっていったら、できないワケじゃないと思うけど。一回見ただけでそんな予想をした寿也が素直にスゴいと思った。

