君を守りたい


部室ではとりあえず湿布だけを貼っていた足。あたしはソファに腰掛け、寿也は床に座った。


「…触って大丈夫ッスか?」

「そっと、ならね。そっとなら多分、大丈夫。」


そして寿也は、恐る恐るあたしの足に触る。
改めて見ると、やっぱり気持ち悪い。腫れてるせいで、くるぶしがどこかわかんないし。

多少の痛みを我慢しつつ、寿也が自分のスポーツバックから包帯みたいなサポーターを出し、湿布の上から巻いてくれる様子を見ていた。

さすが長年テニスやってるよね。
やり方が慣れてるし、手際がいい。
いや、もちろん、マネージャーやっている以上、あたしもできないわけじゃないけど。