君を守りたい


「でも俺…っ!」

「寿也。謝るのは終わり。全部、あたしが悪いんだよ。自分の気持ちさえハッキリとさせられない、あたしが悪い。」


あたしの気持ちがどこにあるのか、どうして素直にならないのか、あたしはそんなの問われて当たり前だったんだ。自分のエゴでどれだけ人が傷ついたのか、知ることも必要だった。

美香のことを棚に上げられないくらい、あたしも最低なのだ。

現にほら、今だって。
寿也を傷つけたくないばかりに、あたしからは口を開けなかった。ココまで来てもなお、あたしは自分のエゴで動いてる。

それじゃ何も変わらない。
それに今日は、話さなきゃいけないことだってあるのに。

昨日はあんなに言葉が出たのに、どうして気持ちっていうのは相手によってこうも違ってしまうんだろう?