あたしの言葉に、三人が驚いているのがわかる。まぁそうだろう。過去のあたしなら、確実に戻りたいと思うはずだから。
「大崎、マジで言ってんのか?俺たちがひでぇことしたのは事実で、そんなとこに戻りたくない気持ちもわからなくはないけど。凌葉にはお前の大事な後輩がいるんだぞ?また一緒に過ごせるんだぞ?」
低めの治の声があたしに問う。
確かに、また慈朗や圭たちと同じ時間を過ごせるなんて、夢のような話だけど。大切な後輩がいるのは海星も同じ。
――それに、
「離れてても、あたしたちの信頼関係は崩れない。この三年間、アイツらがあたしを信じ続けてくれたから、今も笑いあえるし、もう、いつでも会える。」
そのことを気づかせてくれたんだ。

