君を守りたい


すぐ近くまで来た礼二と一瞬視線が絡む。礼二の行動がよくわからないまま一歩後退すると、礼二は突如その場にひざまずいて。その後ろでは、紀彦と治も同じ格好をしていた。

……っていうか土下座?

土曜日の午前中、こんな大きな公園で、高校生の男子三人が女子一人に土下座する姿は、どう考えても異様だ。
やっぱり三人の行動が理解できない。


「…何の真似?ふざけんのもいい加減にしてよ。」


あたしは話があるから来いって言われてきたんだ。


「ふざけてなんかねーよ。
………大崎、マジで悪かった!」

「…は?」


頭を地面につくぐらいに下げ、全く予想外のことを言ってくれる礼二に、呆気にとられるあたし。
この展開に頭がついていかない。