『あ…。コレ、陽路ちゃん?』 『…何で、海星なんかにいるんだよ?』 『でも!陽路ちゃん元気でやってたってことじゃん!』 『まぁ、そうだな。』 『よかった……。』 『あぁ。あの人が元気に笑ってりゃ、それでいい。』 ふと思い出したのは、プリントで陽路の名前を見つけたときの会話。 …――思い出したくない。 陽路を気遣う言葉なんて聞きたくない。 その記憶を振り払うように、頭を大きく横に振った。