「あっそ…。でも、縁を切ってなかった。陽路は何故かこの合宿に参加した。…コレって、またあたしが何してもいいってことでしょ?」
自分でも理不尽なことはわかってる。自分が汚くて、心の醜い奴だってことくらい、ちゃんと自覚してる。けどさ…
「何、言ってんの?あたしは今、海星のマネージャー。だからこの合宿に参加した。ただそれだけじゃない!」
「海星のマネージャーやってること自体、あたしには気に入らないのよ。あのプリントであんたの名前見たとき、あたしがどんな気持ちになったか、陽路にわかるの?」
せっかく手に入れた元陽路のポジション。
それがまた奪われる…そんな感じ。
苦労して手に入れたものを奪われる恐怖が、陽路になんてわかるはずがない。

