君を守りたい


「今日午前練サボったから、柊センセーがご立腹…。んで、夕食後に一休みしてから、センセーとマンツーマンで少し練習することになったんだよ。」


あはは、と苦笑いを浮かべながら、ことの顛末を教えてくれる。でも実際、慈朗がサボった原因は、あたしのせいだ。


「慈朗、あたしについててくれたせいでゴメン。なんだったらあたしから柊先生に言って、練習無しにしてもらおうか?」

「気にしなくていいよ。勝手に練習サボったのは俺だし、その分を違う時間に埋めるのは当たり前でしょ?それに、怒られるの前提でやったことだし、全然大丈夫!」


そんな無邪気な笑顔がまぶしい。
っていうか慈朗、そんなに堂々とサボってあたしのところにいたんだね。気持ちは嬉しいんだけど、なんか複雑だよ。