君を守りたい


そして明春・凌葉メンバーにも無事に渡し終わり、あたしも昨日と同じ席に着く。隣にはにこやかな恭汰、前には依然としてあたしと目を合わさない寿也が座っている。

みんなが落ち着いたのを見計らい、柊先生が立ち上がって口を開いた。


「今日は色々あったが、何とか無事に二日目の練習を終えることができた。…大崎も大丈夫そうで何よりだ。」


そう言ってみんなを見渡す柊先生。するとちょうど、あたしの視線とバッチリぶつかって。
あ…。あたし、一応みんなに謝んなきゃダメだよね。


「あの、柊先生…?少し時間もらってもいいですか?」

「あぁ。ではついでに、今日の号令も頼む。」

「オッケーです。」


柊先生が座るのと入れ替わるように、あたしはすっと立ち上がった。