よくわからないモヤモヤ感があたしを支配する。晴人に連れられてこの場を去っていくときの寿也の表情が、頭から離れない。
「とりあえず俺、着替えてくる。寿也も混乱してるだけだから、あんまり深く考えない方がいいぜ?」
恭汰があたしにそう言ったみたいだけど、言葉は全く頭に入ってこなくて。あたしはただ無意識に、コクンとうなずいていた。
あたし一人になった多目的ホール。
眩しい光の中たたずみ、静寂が自分を包み込んでいくのを感じていた。
でもそんな静寂はすぐに破られて。
元気よくっていうか、騒々しくっていうか、とりあえずあたしとは反対にハイテンションな子たちが続々と降りてくる足音が聞こえてくる。
まもなくして姿を現したのは、朝から元気な剛、めちゃ笑顔な瑛助、超眠そうな涼夜の三人。あたしの姿を捉えると、すぐに駆け寄ってきた。

