君を守りたい


そして自分の席に座り直すと、今度こそ持っていたプリントに目を通す。すると、追加、と書かれているところの下に、二人の名前と学年が記されていた。

中学三年生の子が橋野桃。
そして高校一年の子が宮本愛加。

もともとマネの参加がなかった明春からのマネ。二人の子がどれくらい仕事ができるのかとか、どんな子たちなのかとかはわからないけれど、とりあえず美香と二人きりの2泊3日にならなくてよかったな、という気持ちが生じた。

三年も距離を置いて、やっと落ち着いて正常な生活をしているのに。また美香にぐちゃぐちゃにされたくなんてない。
あたしの中の、封じ込めたハズの想いがあふれ出してくるのがなんだかすごく怖いから。

あの頃忘れるしかなかったあたしに、過去は今としてリアルタイムで存在するんだ。