君を守りたい


まもなくして解散したミーティング。自主練の予定が、何だかそんな気分でもなくなってしまったので、今は沢村先輩とファミレスまでの道を無言で歩いている。

陽路先輩も誘ったけど、「今日は二人で行きな。」って笑いながら返されてしまった。

笑いながら…。
そのムリヤリ作ったような、貼り付けた笑顔が、俺の頭から離れない。どうして先輩は無理して笑うんだ?何でそこまで強がるのか、意味わかんねー。


「…寿也、ここにしようぜ?」

「…そっスね。」


沢村先輩に引き止められ、初めて入ったファミレス。俺たちは、一番奥の目立たない席に腰を下ろした。