君を守りたい


「…久しぶりに陽路と打ちたかったのに、その足じゃ無理だよね。」


紹介が終わった後、心底残念そうに涼夜はそう言うと、わざとらしく大きなため息をつく。

あたしだって久しぶりに涼夜と打ちたかったよ。だけどさすがに、これ以上悪化させるわけにはいかないから…。


「いつでもできるっしょ。完治したあとの第一戦は涼夜とやってやってもいいし♪」


どんなに生意気といえども、所詮はただの六年生。ふてくされる姿が懐かしく思え、不覚にも涼夜を可愛いと思ってしまったあたしは、思わずそう口走っていた。

完治はしないって言われていたことなんて、全然忘れてたんだけど。