ほわほわと、そんな事を考えていたので、食事の手が止まってしまった。

「おっ?リール、もう食わないのか?じゃ、俺が…」

すかさずガルンが、私の皿に手を伸ばして来た。

私は慌てて、その手を阻止する。

「ち、ちが…。食べる」

油断も隙も合ったものでない。
私は改めて、食事に集中する事にした。