トボトボ歩くこと数分。 気持ちを切り替えたくても、バイト先はすぐ近くだから、あっという間に到着してしまった。 重い心と重いバッグを引きずって、重~い扉を押し開ける。 すると、予想外の光景が目に飛び込んできた。 なんと。 紗江子が。 あの頑固オヤジ…もとい、店長と話している。 …なんで??