「どうせなら、名前だけじゃなく『顔』も変えるべきだったわね」 顔? 俺に疑問を与える間もなく女は続ける。 「嫌なのよ。その顔が。もう二度と見たくない。 …………違うわ、もう二度と見なくていいって思ってたのに、もうひとつ同じ顔があったなんてムカツクじゃない」