不意に、抱きしめられた。
「・・・ありがとう」
昼間だというのに、不思議と照れはなかった。
「俺のそばにいてくれて、ありがとう」
感謝するのは、わたしのほうなのに。
いつも助けられて。
いつも、守ってもらっている。
「智徳さん・・・」
わたしも、抱きしめ返す。
少しでも、彼の優しさに応えられるように。
ぬくもりが、伝わる。
暖かい場所。
失いたくない、ひと。
「絶対に、守るから・・・お前の、たいせつな場所を」
「・・・はい」
そうして、体を離した。
「・・・ありがとう」
昼間だというのに、不思議と照れはなかった。
「俺のそばにいてくれて、ありがとう」
感謝するのは、わたしのほうなのに。
いつも助けられて。
いつも、守ってもらっている。
「智徳さん・・・」
わたしも、抱きしめ返す。
少しでも、彼の優しさに応えられるように。
ぬくもりが、伝わる。
暖かい場所。
失いたくない、ひと。
「絶対に、守るから・・・お前の、たいせつな場所を」
「・・・はい」
そうして、体を離した。



