僕のカラダの『使用期限』



「剛志~。眉間にシワ寄ってるよ。何かあったの?」


背後から、イラつきを増加させる甘ったるい声が聞こえた。


もちろん男の低くて太い声じゃなくて、高い女の声。


後ろに振り向くと、名前は思い出せないけど見たことがある茶髪の女が僕の背中の服をグイグイと引っ張っていた。


「あの文香って女と上手くいってないんじゃないの?」


僕をバカにするようにクスクスと唇を開かずに笑ってる。


「何がおかしいんだよ」

「かなり不機嫌じゃん。カラダの相性が悪いんじゃないの?」