僕のカラダの『使用期限』



僕はお前の友達でもなんでもないってんの。


笑っている愛川から顔を背けて僕は教室を出た。



廊下に出ると、教室のドアと向かい合っている窓からムシムシとまではいかないけど、生ぬるい風が入ってきた。


風につられるように窓の外を見ると、雲1つない空が広がっている。


授業中は空っぽに見えていた空が、今は憎たらしい。


僕も文香を抱く前までは、あの空みたいに自由だったのに。


愛川や文香に崩される僕のペース。


……っくそ。イライラしてばかりだ。