僕のカラダの『使用期限』



僕の腕をつかんでいる愛川の手に力が入った。


つかまれる腕の反対の手で愛川の手を離そうとするけど……離せない。


「離せって!」

「じゃあ来てよ。剛志くんは前の俺に似てる。……色々話してみたい。剛志くんは今変わってきてるんだと思う」


睨まれてるんじゃないかと思うくらい、強く、鋭く、真っ直ぐな視線が、瞳が、僕をナイフみたいに刺す。


腕の痛みとナイフみたいな視線に耐えきれなった僕が


「分かったから!」


と、言ったと同時にパッと手が腕から離れた。