そう言おうとしたけど、その言葉は唾と一緒に喉の奥に流した。 また文香が泣いてしまうかもしれない そう思ったから。 「何?なんて言おうとしたの?」 「いや、なんでもない。タケの服を探すんだろ?」 「……うん!」 それからペットショップに戻って、タケの服とかフクロウとかインコを見たけど……正直ハッキリと覚えてない。 ずっと文香の違和感で頭の中がいっぱいだったから。 ボーっと過ごしていると、タケのシャンプーは終わり、僕達はペットショップから出ていた。