「ユキくん、タケ預けてきたよ」 白いワンピースをふわっとさせながら、鳥の鳴き声がうるさい中走ってくる彼女。 男は文香が僕に近づいてくるのを見ると、僕の肩の上に程よい筋肉がついた腕をのせ、耳元で 「彼女と仲良くね」 と言ってインコとか鳥類がいるあたりに行ってしまった。 彼女と仲良くね、って余計なお世話。 僕達はカタチだけというか、カラダだけの関係だし。 ……カラダだけの関係にしては文香に振り回されてるけど。 「さっきのって愛川くんだよね。仲いいの?」