手が暖かくて気持ちいいのはいいんだけどさ……僕の犬嫌いを治すのは…… 「無理!絶対に無理!タケで十分」 右手でタケのリードを持ち、左手で僕の手を引っ張っる文香は、僕の意見なんか無視。 ……犬がいるゲージが並べられたところに連れてこられた。 「タケを預けてくるね」 文香は僕の手を離し、シャンプーをしてもらうタケを預けに行った。 ゲージが並べられているところに、1人取り残される。 ……置いていくとかひどくね? ちょっと文香を恨む。