僕のカラダの『使用期限』



机に置いている自分の腕の上に頬をのせた。


タケを抱えている文香が見える。


90°までいかないにしても、それに近いくらいは傾く視界。


いつも笑顔の文香が落ち込んでいる……。


胸の奥がチクリとなって、僕の気持ちは落ち着かない。


2週間前、文香に初めてキスした時からの……違和感。


正直な話、今まで“優しく抱こう”なんて意識したことがなかった。


だって、セックスは欲を吐くための行為。


快感を得るためにお互い夢中なんだから“優しく”なんて言葉は似合わない。