「タケ~……。ユキくんに断られた……」 タケの顔を肩にのせて、背中を撫でながらタケに話しかける。 それって遠まわしに僕にお願いしてるの?計算してるの? ……多分深く考えてないんだろうな。 そんなに落ち込まれたら何て言えばいいか分からない。 今までの女は“なんで?”とか“え~?”とか言って、なんとか僕を行きたいところに連れて行こうとしていた。 しかも、僕はしつこく頼まれると断れない性格。 最終的には連れ回されていた。 ……だから、諦められてもどうしていいか分かんない。