僕のカラダの『使用期限』



「……私のことも、そんな風にうるさいって思ってるの?」


タケを撫でていたいる手が止まり、耳の後ろに置いている手は握り拳になる。


まだ明るい外。


窓から入ってくる太陽の光が、肩まで伸びている黒髪を艶やかに輝かせている。


きれいな黒髪の一部は今、文香の拳の中。


文香がうるさい?


そんなこと、昨日今日で思ったことないな……。


だってさ


「文香って小学生くらいの妹みたい。イライラとかの不満はないよ。見ていて面白い」


文香は“女”じゃないし。