僕のカラダの『使用期限』



「タケいつもあんな風に私より早くドアで待ってるの。可愛いでしょ?」


ん、まぁ、可愛らしいといえば可愛らしい。


……嫌いだけどな。






「ユキくんって何で犬が嫌いなの?」


部屋に入るとゴローンと腹を出して寝転ぶタケ。


そんなタケの首もとを撫でながら僕に質問してくる文香。


犬嫌いって言ったっけ?と、回想しながら考える僕。


文香の部屋は家とは正反対で、黒髪の文香らしいモノクロが基調なシンプルな部屋。