僕のカラダの『使用期限』



「何?文香とリュウって知り合いなの?」


僕の肩にのせていた手を愛川の兄ちゃんの腕に絡ませて、ハテナマークをいくつも頭の上に並べる女。


「あぁ。元カノだよ」


微笑んで、女の質問に答える愛川の兄ちゃん。


でも、文香とまっすぐ視線が絡んだ瞬間、微笑みから険しい表情になった。


「ミカ、昨日良と会ったんだろ?良から聞いたんだ。オレが言ったこと……まだ気にしていたんだな?ゴメンな……」


全くトゲがない、ボールみたいに丸い口調、僕より低くて太いけど弱々しい声。