僕のカラダの『使用期限』



こういう女は新鮮だ。


「今日どうするかって?抱いて欲しいんでしょ?」


文香はパッと服から手を離し、顔を赤くしたまま口をパクパクさせる。


昨日自分から誘っといて今更照れるとか……マジ面白い。


吹き出してしまいそうになった。


口を手の甲で隠して、なんとか吹き出すのをこらえる。


落ちつくと、唇を開いた。


「文香の家に行っちゃダメ?毎日ホテルは金がキツい」


本当は金とかじゃなくて、ただ文香の家に興味があるだけ。


なんでかは分からないけど、文香のことを知りたい。