僕のカラダの『使用期限』



僕の手を、今度は爪を立てるんじゃなくて、ギュッと握りしめる。


「リュウくんには、カラダを許さなかったから捨てられたと思っていた……。カラダを繋いでいれば、ユキくんはそばにいてくれるんだ、って信じていた。カラダで引き止めておきたかった」


話しながら、時々下唇に歯を沈める彼女。


「本当はカラダが欲しかったんじゃない。ただ、ユキくんとの繋がりはカラダしかなかったから……」