僕のカラダの『使用期限』



「名前をつけよう、と思ってもすぐに名前なんて出てこなくて。どうしょう、って思っていた時……たまたま……」


痛みがなくなった今、文香の話を集中して聞ける。


「自分の部屋の窓からだったんだけど、女の子と一緒に歩いていたユキくんを見かけたの。
それで、もう“タケユキ”の始めの2字の“タケ”にすればいいや、って。
だからメスなのにオスみたいな名前なの」